焼肉に合うビールの選び方

見るべきポイントは、脂の量、味付け、焼き目の香ばしさです。炭酸は脂の余韻を軽くし、ホップの苦みは甘いたれを引き締めます。麦芽の香ばしさは焼き目と同調します。最初から正解を一つに決めず、部位が変わるタイミングでビールも替えると違いが分かります。

タン塩・鶏・野菜にはラガー

塩とレモンで食べるタン、鶏肉、焼き野菜には、すっきりしたラガーやピルスナーが候補です。軽い麦芽感が素材を覆いにくく、炭酸が次の一口を促します。苦みが不得意なら、味の説明に「すっきり」「軽快」とある商品から試してください。

カルビ・たれ焼きにはアンバーエール

脂のあるカルビと甘辛いたれには、カラメルやパンを思わせる麦芽のコクがあるアンバーエールがなじみます。たれの甘みとビールの麦芽感がつながり、適度な苦みが後味を整えます。濃さを抑えたい場合はペールエールも選択肢です。

赤身・香ばしい焼き目にはペールエールやIPA

赤身肉や香草を使った味付けには、柑橘やハーブを思わせるペールエールが合わせやすいでしょう。濃いたれや強い焼き目にはIPAの香りと苦みも負けにくい一方、苦みが肉の焦げ味を強めることがあります。まずはセッションIPAのような軽快なタイプから試す方法もあります。

ホルモン・濃い味には黒ビール

脂とたれが強いホルモンには、ロースト香を持つスタウトや黒ビールが候補です。焦げやコーヒーを思わせる香りが焼き目と重なります。ただし重いタイプ同士では疲れやすいため、小さめのグラスで量を調整すると最後まで楽しみやすくなります。

よくある質問

焼肉にはラガー以外も合いますか?

合います。軽い部位にはラガー、たれにはアンバーエール、赤身にはペールエールやIPA、ホルモンには黒ビールというように、部位ごとに変えるとペアリングの幅が広がります。

キムチと一緒ならどんなビールがよいですか?

強い苦みは辛さを増して感じさせる場合があります。苦みが穏やかなラガーや小麦ビール、麦芽の甘みを感じるタイプを試し、刺激とのバランスを見てください。基本は料理とビールのペアリング入門で確認できます。